「白髪」と「抜け毛(薄毛)」には関係があるの?~同時にケアできる根本的な対策・改善方法とは~

加齢に伴って発生する「頭髪」に関する悩みの中には
「薄毛」に加えて、「白髪」という症状も存在することになります。

これらは、最初はどちらかだけだったものであっても
「いずれは両方」となることの多い問題であり、同時に対策していきたいものでもあります。

しかし、そもそも、

これらには、互いに関連性はあって、互いに影響を与えるものなのでしょうか?

「白髪が多い人はハゲない」といったような迷信の真偽や、
また「若白髪」といったものに、悩んでいる人というのは
普通の人よりも早く、頭髪の衰えに関して懸念すべきでなのでしょうか?

適切なケアをするためには、白髪になる・増える仕組みついて
また抜け毛・薄毛との関連性に関して、しっかりと知っておく必要があるます。

年をとるとなぜ頭髪が白くなるのか?

白髪の症状というのは、体のあらゆる組織に「色を付ける」働きのある
「メラニン色素」を、髪に「混ぜ込む」能力が衰えてしまうこと直接的な要因です。

「老化による身体機能の劣化」という根本的な生理現象に加えて
それに至るメカニズムは、人によってやや違いがあるものと言えますが
まずは「細胞機能」の衰えが、最も大きな要因には違いありません。

これは発毛・育毛の仕組みにも関わる要素になりますが、
「毛乳頭細胞」という細胞から支持を受けた「毛母細胞」
細胞分裂を繰り返し、いわゆる「毛根」と呼ばれるものを作ります。

そして更に毛母細胞が活性化し、細胞分裂を繰り返すことで
毛根が成長し、「頭髪本体」である「毛幹」が伸びていくことになります。

そしてその際に、髪を黒く色づける「専門の細胞組織(メラノサイト)」によって
毛母細胞が細胞分裂を繰り返している段階で、色素が混ぜられる・送られることになります。

この「メラノサイト」の機能が劣化してしまうことが
髪に色を付けられなくなってしまうことが、まずは最も大きな原因になります。

つまり「白髪」というのは「髪が白くなってしまう」のではなく
「白いまま<色が付かないまま>生えてきてしまう」と言える現象なのです。

また生えている途中(成長期)に、その毛幹にあるメラノサイトが壊れてしまい
途中から白髪になっている髪も、稀に見られるものです。

メラノサイトが劣化するタイミングは、人それぞれであり
たとえ健康的な人・若々しいアクティブな人であっても
40歳以前、早い場合は30歳前後で白髪が増え始めることも珍しくありません。

だからこそ、「なぜか分からない」と言われるものなのです。

ただしこの年齢に関しては、遺伝的な要素が大きいと言われており
「身長」「骨格」といった要素と、また薄毛の症状とも同じ傾向が見られます。

そして、特に若い時期の白髪は「ストレス」といった要素も大きく関係しています。

※参考記事:>>年をとって増えて来る「白髪」が発生する仕組み~予防・改善法~

「ストレス」が原因の白髪も確かにあるが

「一瞬にして白髪になる」ということは、あり得る・あり得ないと賛否両輪のようですが
ストレス(一瞬のトラウマ)が、影響するものであるという比喩でもあります。

ストレスによる白髪の発生は、「ストレスでハゲた」といった場合と同じく
「円形脱毛症」のケースに似た「自己免疫機能」の異常であり
その要因の1つとして、ストレスによる「自律神経の乱れ」が挙げられます。

そして、自律神経が乱れることによる不具合は
体のあらゆる部分に現れることになり、体毛に色素を付ける働きのある
メラニンを生成する組織である、メラノサイトにも起きる可能性があります。

また、ストレスは「血管」を収縮させてしまう働きがあります。

これは、最も大きなストレスによる白髪リスクとも考えられ
自律神経の乱れに加えて、血管が収縮してしまうことで栄養が生き届かなくなり
メラノサイトを構成する細胞も、酸素不足・栄養不足に陥ってしまうことになります。


生活習慣によって増殖する白髪

白髪を生やしてしまう・メラノサイトを劣化させてしまう原因として
言うまでもなく、日々の生活習慣が非常に大きく関わっています。

そしてその中でも、特に「食生活」が関係していることは理解されることと思います。

体の一部である頭髪は、もちろん食事によって摂取する
栄養素によって、作られる・構成されるパーツです。

特に「肌」や「爪」と同じく、栄養不足の影響が出やすい部分でもあります。

必要な栄養分の欠如による変化の1つとして、白髪が増えるという症状も含まれます。

そして、この食生活による要因を細かく考えていく際には

  • 髪を作る細胞を弱らせる要因
  • 不足している髪の「構成成分」

以上の2つに注目することが必要です。

細胞自体を構成するものは「たんぱく質」であり
頭髪の生成に関わる細胞、また髪に色を付けるメラニンを生成する
メラノサイトも、たんぱく質の欠如の影響を大きく受けることになります。

たんぱく質が代謝された後の、「アミノ酸」に関しても、細胞活動に不可欠であり
且つ「髪そのもの」を構成するために、なくてはならないものになります。

そのため、たんぽぱく質の不足が白髪の原因になりますが
現代の「欧米化」された食生活では、あまり考えられないことであり
それよりも、「ミネラル不足」を懸念すべきと言えます。

「美容」に関する話題では、何かと「ビタミン」が取り上げられますが
こと「頭髪」に関しては、ミネラルの働きが大きなものなのです。

「白髪には、海藻を食べるとよい」とされる
1つの理由として、ミネラルが豊富であることが挙げられます。

特に「亜鉛」はアミノ酸と同じく、髪そのものを構成する栄養素でもあり
また、細胞を活性化させる栄養素でもあります。

更に、亜鉛に加えて

  • カルシウム

これら2つは、メラノサイトの活性化・メラニンの生成に
不可欠な栄養素であり、不足することが白髪を招く直接的な原因となります。

馴染みの薄い栄養素ではありますが、比較的多くの食材に含まれており
十分な食事を摂取していれば、本来は不足しないものでもあります。

過酸化水素の増加によって増殖する白髪

そして白髪が増えるメカニズムに対する、最先端の考え方として
決定的な白髪の原因は「過酸化水素の増加」であると考えられています。

過酸化水素によって、白髪となるメカニズムに関しては
メラノサイト・メラニン色素を、破壊してしまう過程にあります。

これは「髪の色を抜いてしまう」とも言える現象であり
過酸化水素は、洗剤等に含まれる「漂白成分」と同じものなのです。

更に「活性酸素」として細胞を酸化させる
いわゆる「錆びさせる」物質でもあります。

白髪が発生する要因である、メラノサイトの破壊に関しても
そもそもは、体内で活性酸素が増えることが原因であり
活性酸素が増えているということは、細胞が酸化しているということです。

細胞が錆びていくということは、機能が劣化していくということであり
毛母細胞・毛乳頭細胞いった、メラニン色素に近い部分で発生した際には
それらの機能の劣化として、結果的に白髪の発毛を促してしまうことになります。

「薄毛」と「白髪」はお互いに関係しているの?

薄毛と白髪の間の、完璧な因果関係を証明することはできません。

  • 薄毛だけ進行する人
  • 白髪だけ多い人
  • 薄毛も白髪も多い人

これらは「ランダム」であり、「その人なりの現象」と言う他ないものです。

しかしながら、「頭髪に関係する細胞が衰えている」ということは共通しており
白髪が発生しているということは、薄毛の心配もすべきであるとも考えられます。

加齢によって、体が衰えること、それに伴う現象の一部として
髪が薄くなること、色が抜ける(付かない)ことはある程度は避けられないことです。

しかしながら、「どうしようもないこと」以外の部分で
「できること」に対して、取り組んでいかなければなりませんが
薄毛・白髪に共通する要素、また体のパーツを改善するための要素として
やはり「食生活」というよりも、「栄養素」が重要な鍵を握ることになります。

同時にケアするために意識するべきこととは

薄毛と白髪に対して、食事の面から「同時」に働きかける際には

  • 意識して摂取すべき栄養素
  • 意識して避けるべき栄養素

この2つの面を、両方とも意識する必要があります。

薄毛を防ぐための食事としては、白髪と同じく

  • アミノ酸(たんぱく質)
  • ミネラル

以上の2つを意識することに加えて、更に「脂質」を避けることが重要になりますが
白髪に関しては「避ける」ことよりも、摂取すべき栄養素ばかりに気を取られがちです。

しかしながら、こと食生活の質の改善に関して言えば
白髪のケアに関しても、基本的には薄毛のケアと同じものがベースとなります。

重要なことは、「なぜ脂質を避けるべきなのか?」という内容に関してです。

薄毛対策のための脂質制限は、「皮脂」の抑制のためである一方で
白髪対策のための脂質制限は、「酸化防止」になります。

脂質の酸化というのは、細胞の劣化(老化)を招く活性酸素を招くものであり
白髪の直接的な要因である、過酸化水素を増やすことにもつながるリスクがあります。

これを知っているか、知らないかは、それほど影響のないことになりますが
いずれにしても、必要・不必要な栄養素をより意識する必要があります。

※参考記事:>>「鬱(うつ)」と「白髪」に効果のある栄養素「チロシン」とは

効率的なケアに「サプリ」が強い味方となる

薄毛と白髪は、「育毛サプリ」を利用することで同時にケアすることができます。



育毛サプリの内容として、育毛に特化して考えた際に
「不足しがちな栄養素」を、トータルで配合しているものになります。

これによって、不足のリスクを避けると共に
十分な栄養量を、食事によって摂取した際に発生する
「過剰な脂質」のリスクを下げるためにも、有効なアイテムと言えます。

そして、更に最近では「白髪対策サプリ」という
白髪のケア成分に特化して配合を考えられたアイテムも増えてきています。



ビタミン・ミネラルはもちろん、「チロシン」といった
特に白髪の改善に必要なアミノ酸や、抗酸化成分が豊富に配合されています。

サプリの摂取は、白髪に対する特別なケアとして最適であり
リスクがないことからも、迷った際にはぜひ優先して欲しいアイテムになります。

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