疲れが取れない・取れにくくなったのはなぜ?年をとるごとに増す「疲労感」の正体とは~鍵は「睡眠」と「肝臓」~




「疲れがとれるまでに時間がかかる」という状態もまた、
加齢によって起きる・悪化する、典型的な現象と言えます。

それ自体は「疾患(病気)」とは言えないものの、
だるさ・つらさの中で、日々の生活を送ることは難儀なことです。

多くの方が「仕方がない生理現象」として理解されている
この「疲労の回復の遅さ」というのは、「疲れやすさ」が根本にあることは確かです。

ただし、この2つは同時に考えていくべきものではありますが
歳をとることによって深刻度を増してくる、「疲労」の問題に関しては
やはり、なんとかしやすい「回復」という角度から考えていくべきと言えます。

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なぜ「また元気なる」までに時間がかかるようになるの?

そもそも、「なぜ回復体は回復するのか?」ということに関しては
いわゆる「自然治癒力」とも言うべき、傷ついた細胞を修復する機能があるためです。

これは「風邪」や「二日酔い」といった、様々なケースに言えるものであり
体本来が持つ、幅広い器官・機能が働くことになります。

また最近では、「筋トレ」の仕組みとして広く知られている
「超回復」といったものも、その根本は修復機能によるものと言えます。

疲労の回復が遅くなるメカニズムというのは、年をおうごとに
筋力(肉)が付きにくくなることと、同じものでもあります。

一度壊した筋肉を、強いものへと強化していくメカニズム(超回復)を利用したものが
筋トレのコンセプト・方法と言えますが、そのためには筋肉を作る「たんぱく質」と共に
「成長ホルモン」といった体内物質、また「代謝機能(細胞の生まれ変わり)」が関わりますが
そのどちらの量・機能共に劣化していることで、筋トレの効果が小さなものになります。

疲労の回復が徐々に遅くなることも同じことであり、主に「代謝機能」の劣化
加えて「そもそも元気な細胞」が減っていることによって、遅くなって当たり前なのです。

2つの方向からの「疲労感」の増大

冒頭でも述べましたが、

疲れの取れにくさの要因といのは、疲労の「回復」が遅いこと
それによって、「貯まりやすい」ことが原因であると言えます。

つまり、

疲れが取れない体に、新たな疲れが追加される

という、無限の負の連鎖が起きているのです。

この連鎖というのは一度始まってしまうことで、まさに「はまってしまう」状態になってしまい
「ずっと取れないまま」という、非常に不便な状態に陥ることになります。

「回復」を早めて「溜めない」ためことが必要

疲労を回復するための情報というのは、世の中に溢れています。

  • 栄養を摂りましょう(あらゆる問題の解決に必要)
  • 特にクエン酸(疲れを実現している「乳酸」の解消を進める)
  • 睡眠をとりましょう(何よりも効果的なアプローチ)
  • お風呂につかりましょう(体を温めて代謝を活性化する)
  • マッサージをしましょう(リンパ液の流れを阻害する「コリ」の解消)

それでもダメ・効果が見られないからこそ、悩んでいるはずです。

しかしながら結局は、これらの質を高めるしかないことも事実です。

「滋養強壮剤」や「栄養ドリンク」といったものに関しても、
場合によっては効果的と言えますが、前者は「相性」が必要なこと
また後者は「プラセボ効果(効くものと思っていることで、実際に効いてくる)」等
非常に曖昧な場合も多く、いずれにしても体へマッチすることが必要と言えます。

そしてその際には、要因としても、解決策としても
より大きなカギを握る要素に対して、働きかける必要があります。

「睡眠」と「肝臓」の質を向上させる

より効果の高い・効率的な疲労回復法を考える際には

  • 睡眠
  • 肝臓

という、「行為」と「内臓」の2つの角度から考えていくべきと言えます。

睡眠の質を上げて「疲労」を解消する

まずは、何と言っても「睡眠」は避けては通れない問題です。

加齢に伴って、睡眠時間が減少することは

生理現象の1つであると言えますが、それが苦しいものであること
また睡眠の質が著しく低下している場合には、言うまでもなく「問題」です。

睡眠とは、疲労回復において最も効果の高い行為であり
その効果が低下している状態では、疲れが取れなくて当然であると言えます。

※参考記事:>>より高い睡眠を得るため知っておくべきこと

弱っている「肝臓」を正常に戻す

「加齢に伴う臓器の劣化」に関しても、生理現象として避けれないものと言えます。

しかしながら、「劣化」と「異常」は異なるものです。

肝臓機能に異常が発生している状態というのは、疲れが取れにくくなっている状態でもあります。

というのも、

常識的なことではありますが、肝臓という器官は「アルコールの解毒」をはじめとして
基礎的な代謝機能にとっても、非常に重要な役目を負っている器官であり
代謝機能の低下は、身体全体の回復力の低下と同じことと言えるものです。

肝臓機能にトラブルが発生している、ということは

疲労を回復させる器官が疲労している

という、根本的な問題が発生してしまっている状態です。

お酒を飲む習慣のある人と、そうでない人とでは
疲労回復のスピードの差というものが、非常に顕著に現れます。

慢性的な飲酒の習慣・積み重ねによって、
肝臓が傷んでしまっていることは、最も考えられる要因であり
禁酒期間を設けることは、まず最初に取り入れるべきものと言えます。

「病気」の可能性も十分に考慮すべき

また、冒頭では「疲れが取れにくいこと自体は病気ではない」としましたが
何らかの病気によって、疲労が取れにくい状態になっていることも十分に考えられます。

その際にも、肝臓が「発信源」となっていることも多く
その場合には、言うまでもなく深刻なケースである可能性が高いため
「病院に行く」ということも、考えてみる必要があります。

※参考記事
>>「肝臓の機能」とその働きを良くする習慣・栄養素

>>「肥満」が結果的に「肝臓癌」のリスクを上昇させる

「たかが疲れが取れないだけ」とは、決して考えることなく
健康診断も兼ねて、検査だけもしてもらうことが大切です。

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