血圧が高くなる原因

血圧が高い状態である「高血圧」

また低い状態である「低血圧」

いずれにしても、はっきりとした根本原因は

分かっていないことが現実です。

しかし年をとるにつれて、「常に高い状態」へと以降して行く変化は
それまでの生活習慣が影響していることには、間違いありません。

生活習慣が招く疾患は、基本的に「悪い習慣」の継続によってもたらされます。

その結果が、「中高年になって」現れるのです。

高血圧を招く要因

高血圧の症状は、

「一次性(本能性)高血圧」

「二次性(続発性)高血圧」の2つに別れます。

そして、ほとんどの高血圧症状は
「原因不明」である、一次性(本能性)高血圧となっています。

しかし原因不明と言っても、血圧が上昇するきっかけとしては

  • 血管の劣化
  • 塩分の過剰摂取
  • 栄養過多
  • ストレス

以上が主な要因になるということは分かっています。

一般的な高血圧の原因

高血圧患者のほとんどの割合を占める、
「一次性(本能性)高血圧」の原因を解説していきます。

血管の劣化

老化によって、血管が衰えていくことは仕方がないことですが
単に「弱くなる」だけでなく、血管の壁が厚くなり
血液が流れる部分が細くなっていることが最も重大です。

一般的に「動脈硬化」と呼ばれている、この症状のために
強い力で血液を押し出す必要があり、その結果血圧が上昇することは自然なことです。

塩分の過剰摂取

血圧を上げる要因の、代表とも言える「塩分」ですが
その過剰摂取によって、血圧が上がる仕組みには「浸透圧」が関わっています。

血液中の浸透圧を保つための働きが、過剰摂取によって上昇した
「ナトリウム濃度」を抑えるため、血液を中心とした体液の量を増やそうとします。

血液の量自体が増えることも、血圧上昇の直接的な要因です。

この働きは、主に腎臓が指令ととなり作用するため
塩分の過剰摂取は、腎臓へのダメージも増やします。

栄養過多

暴飲暴食などによる栄養過多は、高血圧だけでなく
あらゆる疾患をまねくことにつながります。

高血圧の要因で考えた場合、過剰な栄養によって
血液の濃度が高まり、いわゆる「ドロドロ」の状態になり

その血液を流れる血管の壁が厚くなります。

その結果として動脈硬化の一因になり、血圧の上昇につながります。

また栄養過多の結果としての肥満は、体積の量が増えるため
自然と血液量も増え、血を送り出す「血圧」の力が強くなります。

ストレス

動物はストレス状態に陥ると、交感神経が働き興奮状態になります。

興奮状態になると、血圧も上昇することになり
一時的ではありますが、心拍数・血流も増大します。

しかし、ストレス状態が慢性的になっていると
血圧が高い状態が「当たり前」となってしまい、
高血圧患者と近い状態になってしまうことになります。

二次性高血圧の原因

二次性高血圧は、他の身体の疾患によって
血圧も影響を受け、その結果血圧が上昇する症状です。

主に、血管系や腎臓に関わる疾患によって
血圧にも影響が及び、結果として高血圧になります。

また一般的に「妊娠中毒」と呼ばれている症状も、一時的な血圧の上昇であり
妊娠前と変わった女性ホルモンの、バランスによって引き起こされます。

女性特有の原因

以上はあくまで、高血圧を招く典型的な「きっかけ」ですが
女性の場合は、女性特有の別の要因があります。

血管が収縮してくる

本来、女性の血管は女性ホルモンである「エストロゲン」の作用によって
広く柔らかく保たれていましたが、更年期になると同時に
エストロゲンの減少が始まり、血管が収縮してきます。

そのため、女性も男性と同じように
高血圧には対して用心しなければなりません。

60代女性の半分は高血圧と言われており
男性(6割)と比べても、それほど差がありません。

「高血圧」もまた遺伝的な要素が強い

また高血圧と遺伝の関係は、「ある」ということがはっきりしており
その確率も、両親の傾向が顕著に現れています。

両親のどちらかが高血圧でも、その子供が高血圧になる確率は高くなり
両親が高血圧の場合は非常に高くなります。

心当たりがある人は、より注意が必要です。