中年の健康危機

中年の健康危機を守り隊

体脂肪としての中性脂肪

中性脂肪は「脂肪酸」と「グリセリン」の結合体であり

食事で摂取した後、消化・代謝され

基本的には、様々な筋肉・内臓を動かすエネルギーとして

すぐに消費され、その際に使い切らなかった

余分な中性脂肪が体に「貯蔵」されます。

 

お腹やお尻等のあらゆる部分についている「皮下脂肪」

それ以外にも、内臓の周りに蓄えられる「内蔵脂肪」

そして、血液中にも「血中脂肪」として存在しています。

 

それらは体を助ける働き・不可欠な役割もあり

また、様々なトラブルの原因にもなります。

 

中性脂肪の役割

 

基本的には、身体が活動するための「燃料」としての

働きがメインですが、すぐに使われるだけでなく

「余ってしまったものを蓄えて、不足した際に使う」

という、貯蓄エネルギーとしての存在でもあります。

 

この蓄えられている中性脂肪を

「因性トリグリセリド」と呼び、健康診断などで

計測されて、数値が参考にされます。

 

高脂血症(脂質異常症)の基準は

血中の中性脂肪濃度が「150mg/dl」以上

 

また、皮下脂肪は体温調節の役割もあり

極端に少ない場合は「風邪を引きやすい」などの

弊害が現れ、また寒い地域に住む人々は

皮下脂肪が多い体質であることはよく知られています。

 

増えすぎた中性脂肪の弊害

 

中性脂肪が多い人は「デブ」「肥満」と呼ばれ

見た目に関するデメリットが注目されがちですが

体内で起きているトラブルは、更に深刻です。

 

そして、それらのトラブルは過剰な中性脂肪によって

連鎖的に危険な段階に移っていくことが特徴的です。

 

高脂血症(脂質異常症)による、動脈硬化

 

動脈硬化による、高血圧

 

高血圧による「脳卒中」「心筋梗塞」

 

これら以外にも、「脂肪肝」等の

その他の疾患を招く、重大な疾患を発症させます。

 

太っている(余分な中性脂肪を貯蔵している)

ことは様々なリスクを抱えていることと考えましょう。

 

「脂」だけが中性脂肪になる訳ではない

 

体脂肪が増える原因を考える際

揚げ物やてんぷら等の、油を使った料理を想像しがちですが

「脂(油)」だけが、中性脂肪になるわけではありません。

 

  • 炭水化物は、ブドウ糖に変換され「グリコーゲン」に
  • たんぱく質は、アミノ酸に分解され「グルコース」に
  • 脂質は、「グリセロール」となり

 

これらは、最終的には「中性脂肪」になり

エネルギーに使われ、余ったものは体内に蓄えられます。

 

上手に減らすことが大切

 

危険な・いらない印象ばかりですが、忘れてはいけないことが

「中性脂肪は必要なもの」ということです。

 

そのためには、うまく付き合っていく

必要な分だけを摂取し、効率よく燃やしていくために

必要な習慣や栄養素を取り入れていくことが重要です。

 

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