「膵臓」の働きと病気の原因・初期症状

「膵臓(すいぞう)」は、どうしても「マイナー」な印象を受けてしまう臓器ですが
中高年にとって、身近な疾患である「糖尿病」に大きく関わっている
「インスリン」を分泌する、非常に重要な臓器でもあります。

食事によって上昇した、血糖値を下げるため・正常に戻すため
膵臓にある「ランゲルハンス島」という部分から、インスリンが分泌されることが知られます。

こういった「ホルモン」「酵素液」の分泌が、膵臓の主な働きになります。

比較的小さな臓器(15cm前後)であり、胃の後ろに隠れている「目立たない」臓器ですが
体の「代謝機能」にとって、必要不可欠なものであることに違いありません。

あらゆる栄養素の「分解」「消化」に不可欠

膵臓から分泌される「膵液」と呼ばれるものは、様々な「消化酵素」を含んでおり

  • 糖分
  • タンパク質
  • 脂質

といった「3大栄養素」はもちろん、様々な栄養素を
適材適所に行き渡らせるための、分解・変換に必要なものになります。

この「膵液」は「胆管」から流れる「胆汁」と交わり
最終的に、十二指腸での「最終的な消化」に深く関わってもいます。

そして、膵臓にまつわる疾患のほとんどが
この消化酵素の分泌に、影響を与えるものになります。

膵臓で起きる「炎症」と「腫瘍」とその原因

膵臓の疾患は、基本的に膵臓で起きる「炎症」
膵臓に発生する「腫瘍(しゅよう)」であり、

それぞれ、

  • 膵炎(すいえん)
  • 膵臓癌(すいぞうがん)

と呼ばれるものになります。

自分を消化してしまう「膵炎」

「膵炎」とは膵臓が分泌する消化酵素によって、自分自身を消化してしまう疾患です。

「慢性」な症状と「急性」の症状がありますが、それぞれ「別物」と考えられており
「慢性膵炎」の原因としては「アルコール」、の習慣的・過剰な摂取によって
消化酵素の分泌量が増えてしまうことで、
膵臓自身の組織を傷つけてしまうために起きます。

また「急性膵炎」の原因としては、「胆石」によって
胆管・十二指腸への通路が塞がれてしまうことで、
流れ出る膵液が膵臓内で充満しまい、最終的に炎症を起こします。

非常に発見が難しい「膵臓癌」

膵臓癌は発症率こそ低いものの、初期症状を自覚しにくく
また検査での発見が難しいことから、死亡率・致死率が非常に高いものになります。

また、ンパ節等への転移も多く見られ、治療が難しい癌の1つでもあります。

身体的な症状としては、

  • 腹痛
  • 黄疸

以上顕著ですが、これらが確認できる頃にはすでに進行していることが多いことが現実です。

原因は「定番中の定番」の超典型的な悪習慣

膵臓癌の決定的な原因は解明していませんが、
「男性」に多い癌であり、やはり「飲酒歴」が確認できるようです。

「急性膵炎」の原因となる「胆石」に関しても
脂質の多い食事によって、発生リスクが上昇することもあり
「生活習慣病」と同じく、脂質・アルコールの過剰摂取が
最も大きな「要因」となっていると考えることができます。

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