簡単に治るかもしれない頭痛と原因不明の「群発性頭痛」の重い症状~薬ではなく食生活で改善するためにできること~

風邪(発熱)と並び、典型的な体調不良の諸症状の1つに数えられる「頭痛」
非常にありふれた症状であり、「心配し過ぎても仕方がない」と考えがちな症状と言えます。

しかしながら、実際に「体質」によるものであるケースが多い一方で
重篤な症状の前兆でもあったりと、「たちのわるい」症状の1つでもあります。

こういった「本当にヤバい」ケースと、「いつものこと」が混在する症状は
過度に心配し過ぎてしまったり、重篤な症状の前兆を見逃してしまったりと

いずれにしてもマイナスな面が多く、付き合うことが難しいことが特徴と言える症状です。

特に、根本的に頭痛の症状が起こりやすい更年期の時期は
女性を中心として、「我慢するしかない(すればいい)」と考えがちですが
それは本来、生活習慣を少し変えるだけで改善が見られる可能性があります。

「更年期だから仕方がない」ではなく、できるだけ日々の負担を減らす取り組みを実施しましょう。

必ず取り組んでおくべき基本的な頭痛の予防策

とは言っても、

そんなに簡単に防ぐことができるほど単純な症状ではなく
やはり改善に向けた、最低限の準備をしておくことは必要になります。

また本来であれば、体に起きる異変としての頭痛は
その症状・原因によって細分化されています。

詳しくは、

「頭痛」の原因と治すための効果的な方法・サプリ

以上でも解説していますが、頭痛が起きるメカニズムというのは
たとえそれが慢性的なものであっても、一時的なものであったとしても

「神経」が刺激されていること、神経を刺激している「炎症物質」が発生していることになります。

血管が広がっていても、また狭くなっていても起きやすく
そのバランスをとることが、非常に難しいものと言えますが

唯一確かなことは、「血行」を改善することが必要であることです。

そして血行の改善のためには、血液の質という角度
また「コリ」といった、物理的な角度の両方から見る必要があります。

最も基礎的な頭痛の予防・改善策は、血行を正常に保つことであり
血流の改善なくてして、根本的な頭痛の改善はできません。

まずは、とにかく、血流を改善することが条件になります。

「リセット習慣」を身に着けよう

「できることなら、やっている!」という方は多いと思います。

実際に、血流の悪化は頭痛だけでなく

  • 眼精疲労
  • 肩こり

といった、中高年が抱えがちなトラブルの根本要素でもあります。

また何より動脈硬化やそれによる、心筋梗塞といった致命的な疾患の要素でもあり
あらゆる意味で、血液の状態というのは早期の改善が必要と言えます。

そしてその際に、コリという角度から改善していくのであれば
ぜひ「リセット習慣」とも言うべき、「滞りの解消を繰り返す癖」を付けましょう。

中高年の肩こりにおける、最大要因は間違いなく「同じ体勢の継続」であり
デスクワークを代表として、長時間同じ姿勢でいることでコリが発生します。

「そんなことを言っても、仕方がないことだ」と思われる方もいるかもしれませんが
1時間に1回休むとしたら、30分に1回にする等の処置を試してみて欲しいと思います。

排水溝の汚れ等と同じであり、毎回(毎日)発生した分を解消することで
決定的な詰まりのリスクは減少し、あふれ出てしまう事態を防ぐことができます。
こういったほんのちょっとの習慣で、リスクが大きく変わるものなのです。

※参考記事:>>「肩こり」や「頭痛」は貴重な「前兆・初期症状」かもしれない

頭痛を緩和に向けた食生活を送る

日常生活において、毎日の繰り返しの中で実践できる改善策としては
食生活の内容を変えることによるアプローチも、非常に効率的になります。

上記したように、血液・血管の質を改善することが予防になるのであれば
これらの質を向上させるための食生活が、最も必要なことであることは事実です

※参考記事
>>玉ねぎに含まれる血液サラサラ成分「ケルセチン」の効果とは

>>肥満・動脈硬化対策に取り入れたいおススメのアイテム・サプリ

そしてそれに加えて、「頭痛そのもの」に働きけることができる食材も取り入れてみましょう。


頭痛に効く食べ物

ここでは、頭痛の予防・対策という観点から
日常的に摂取することが望ましい栄養素・食材を紹介します。

緑黄色野菜

血圧を安定させる効果のある、「ビタミンB群」が豊富です。

特に高い血圧を正常に戻してくれるため、頭痛の予防にもつながります。

バナナ(ミネラルのバランス)

頭痛の原因の1つに、ミネラル不足が挙げられ
特に「カリウム」を「マグネシウム」の不足が大きく関係しています。

カリウムと、マグネシウムの両方を豊富に含む
「バナナ」の摂取は、最も効率的な食生活による頭痛へのアプローチと言えます。

また、バナナの他にも

  • 海草
  • 大豆製品
  • ナッツ類

これらも、ミネラルを豊富に含んでいるため

頭痛体質という自覚がある方は、日常的に意識して摂取しましょう。

十分な水分と空腹の回避

「水」は、頭痛対策のために欠かせない食材です。

脱水症状にある時は、非常に頭痛が起こりやすい状態と言えます。

「脱水症状に体を晒さない」という単純なことが大事ですが
お酒を飲んだ後や下痢気味の時は、意外に簡単に脱水状態になります。

水分を沢山採れば、大丈夫なのではなく
体に吸収できる状態、量の水分を常に摂取することが大切です。

また「空腹」は、最も頭痛が起こりやすい状態です。

全体的に、血液や体液などの体を構成する水分が関わるものが多く

「量」や「濃度」などの、「バランス」が大切になります。

頭痛にとって「カフェイン」は一長一短のある成分

コーヒーや、お茶類に含まれる「カフェイン」
最も即効性のあると考えられる、頭痛に有効な成分です。

実際に、市販されている頭痛薬の多くに含まれていますが
採りすぎは逆に頭痛を招く原因であり、必ず様子を見て試しましょう。

頭痛に対する、カフェインの作用というのは両極端であり
もちろん、「体質」も大きく関わるものになりますが

「適量であればよい効果」を与えると考えて、付き合うようにしましょう。

特に慢性頭痛である、片頭痛に有効なアプローチと言えます。

片頭痛が発生しているということは、血管が広がり過ぎている状態ですが
カフェインの働きの1つとして、血管収縮作用があるため
頭痛の症状を抑える速効的なアプローチとして、有効な手段になります。

一方で、カフェインが頭痛を招いてしまうケースというのは
脳内の血管を収縮させ過ぎてしまった場合に起きることになります。

また、興奮・覚醒作用による「自律神経」の乱れも
頭痛を引き起こすトリガーとなってしまう可能性もあるため

ただでさえ自律神経が乱れがちな時期には、より注意して利用すべき成分であり
まさに、「毒にも薬にもなる」という前提で摂取すべき成分になります。

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非常に重い頭痛の症状「群発性頭痛」とは

頭痛の話題の際には、慢性頭痛(片頭痛・緊張型頭痛)と
重大な疾患(脳卒中等)の、2つの角度から考えることが一般的ですが

それに加えて、それ自体が重い頭痛の症状として「群発性頭痛」が挙げられます。

この群発性頭痛は、慢性的な頭痛とも、疾患の症状としての頭痛とも
異なる頭痛の症状と言えますが、誰もが突然発症する可能性のある症状であり

簡単な概要だけでも、知っておいて欲しいと思います。

「群発性頭痛」の症状

群発性頭痛は、ある一定の時期の、短期間のうちに
それも「毎日」連続して起きる、非常に症状(痛み)が重い頭痛のことです。

聞きなれない名称と思われますが、20代~40代の働き盛りの男性に発症者が多く
慢性的な頭痛持ちの人も、そうでない場合も発症するリスクがあると考えられています。

毎日同じ時間帯に、1時間前後集中して痛み出し(明け方が多い)
「大人でも耐えられないほど」の痛みを訴え、鎮痛薬の効果が薄いことも特徴です。

「決まった頭」の片側を中心に、非常に強い痛みを覚え
その部分を起点に目の奥や頬、そして顎まで痛みの範囲が広がっていきます。

流涙や鼻水を伴うことが多く、目が充血することも特徴の1つです。

「群発性頭痛」の原因

視床下部の異常な働き(先天的・後天的)が、直接の原因と考えられています。

また喫煙や気圧の変化、血圧の変化によって、突然に発症状が出始めることもあります。

根本的な要因としては、分かっていないことも多いと言えますが
喫煙・アルコール習慣は、群発性頭痛が疑われる際に絶対に避けるべきことになります。

群発性頭痛の治療法

群発性頭痛は、民間療法や薬局などで販売されている薬によって
自然に(時間と共に)改善することは難しく、医療機関での治療が推奨されます。

その際「銃運酸素吸入法」と「薬物療法」の、2つの治療法を平行して試すことになります。

銃運酸素吸入法とは、呼吸器官系の病気の人の治療として行われるものですが
群発性頭痛に対し、一番有効な方法とされています。

純度100%の酸素を吸入し、血液をスムーズに巡回させます。

薬物療法としては、「トリプタン系薬剤」の投与が中心となり
抑止しつつ、頭痛を抑える効果を期待します。

一度群発性頭痛を経験し、再度起こす可能性がある人は

予防治療を受けるべきと言えるため、医師に相談し検討しましょう。

また群発性頭痛は、発生している時間内は治まったタイミングで起きますが
飲酒をきっかけとして、痛みの症状が発生します。

また群発性頭痛だけではなく、頭痛を訴えている際の飲酒は
頭痛を悪化させる可能性が非常に高いため、絶対に控えるべきこととして心がけましょう。