睡眠中に口呼吸になってしまう原因と治し方・そもそも何が危険なのか?~「睡眠時無呼吸症候群」の改善策とは~




「睡眠時無呼吸症候群」とは、その症状が知られるやいなや
「これ、夫の症状だ!」というケースを中心に、その存在が一気に知れ渡った疾患です。

慢性的に「いびき」が、非常に大きいこと
「がーーー、がっ」の後に、しばらく呼吸が聞こえなくなる症状で知られます。

呼吸が止まってしまう要因は、いくつか考えられますが
最も多い・最も単純なものとして「空気の通り道が狭くなる」ことによる
「閉塞性睡眠時無呼吸症候群」が挙げられ、いびきとほぼ同じメカニズムになります。

「睡眠中の口呼吸」が危険な理由とは、この睡眠時無呼吸症候群を招いてしまうこと
その症状による、体への負担が主なものと言えます。

イビキをしているということは、眠っているということであり
当然のことながら、自分で気づくことない症状になります。
「自分のイビキで目が覚める」という人は、まれにいるようですが・・・)

この問題は、基本的に「周りが迷惑・心配する」という面に
注目が集まりがちですが、思っている以上に「深刻な問題あり」と言える症状です。

「癖」ではなく、「病気」と認識するべきであり
場合によっては命にも関わる、早急に解決すべき症状と言えます。

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「思っているよりはるかに」危険な症状をとその原因




「息が止まる」ということ、また「止まるに至る理由」となる現象は
幅広いリスクを招くものであり、予想もしない結果につながることになります。

まず、寝ている間とは言え「息が苦しい」はずであり
睡眠の質の低下(眠りが浅い・目覚めやすい)ことになります。

それによって、「なかな疲れが取れない」ことにつながり
更には呼吸を再開した際に、急激に心拍数が上がること
それらを頻繁に繰り返すことによって、高血圧・動脈硬化を招くことにつながります。

最近、「最近疲れが取れない・常に疲れている」といった方
「目が覚めた際に息苦しい・頭が痛い」という方は、
睡眠時無呼吸症候群を、真剣に疑ってみる必要があります。

また、ホルモンの分泌環境が乱れることによって
「インスリン」の分泌にも悪影響が現れ、高血糖状態の傾向が現れます。

睡眠時無呼吸症候群の合併症には、「糖尿病」も含まれ
とにかく、幅広い弊害へと波及する症状なのです。

「極めて危険なリスク」を孕む症状

呼吸が正常に行われないことによる、最も懸念すべき事態は
「脳」に酸素が遅れなくなってしまうことであり、
「意識障害」につながることはもちろん、「脳卒中」の各種症状や
「手の震え」といった、自律神経が関わる症状も珍しくありません。

「酸素不足」は、あらゆるリスクを増幅させます。

睡眠時の自分を、自分で見ることはできないため
家族・身の回りの人に対し、勇気をもって聞いてみることも必要です。

睡眠時無呼吸症候群には、心肺機能・脳内機能の疾患による
「中枢性睡眠時無呼吸症候群」という症状も存在しますが
やはり最も割合の多いものが、上記した閉塞性睡眠時無呼吸症候群であり

これはいびきのメカニズムと同じく、

  • 舌根部や軟口蓋によって物理的に「気道」がふさがれる
  • 脂肪によって物理的な圧迫を受けている

またこれらの現象は、もともと血圧が高い人に多く
睡眠時無呼吸症候群・高血圧・動脈硬化の、それぞれの症状は
まさに「負の連鎖」となりやすいものなのです。

加えて、歯並び・骨格といった要素も影響を与えるものであり
必ずしも、「生活習慣が悪いから」とは言い切れない症状でもあります。


「イビキの改善」によって同時に改善を期待できる可能性も

睡眠時無呼吸症候群は、基本的にはいびきとセットであり
悪化したいびき・いびきの素が招く症状とも言えるものであり
いびきの改善要素の中に、睡眠時無呼吸症候群の改善につながるものも多いと言えます。

※参考記事>>うるさい「いびき」を治す方法はある?

またいびきや、睡眠時無呼吸症候群に悩んでいる人は
「寝ている時に、口を開かないようにしたい」と思いがちです。

しかしながら、歯を合わせたまま眠ることはかなり難しいことであり
まして、歯を食いしばった状態で眠ることは不可能と言えます。

「少し口が開いている状態」というのは、問題のないものであり
むしろ正常な状態と言え、あくまで「気道をふさがない」ことが大切なのです。

実際に通院する際、また自力での治療法の1つとして
「マウスピース」といった、物理的な道具で気道を確保することは有効であり
比較的長く続く、主流とも言える手段になります。

起きている間にできることはやる!という意識

「寝ている間のことはどうようもない」

確かにその通りと言えます。

だからこそ、「起きている間にできること」に取り組んでいきましょう。

「骨格」といったことも、影響するものになりますが
できることから、ケアしていくことが何より重要になります。

いびきは「太っている」ことで、リスクの高まる症状です。

まずは、とりあえず、痩せましょう。

また、「こういうことが起こった際」のためにも
何より「必ず衰える」ものだからこそ、「心肺機能」の向上を意識することも大切です。

これらは今すぐできることであり、中高年に襲いかかる
すべてのリスクを低減することにもつながる、非常に効率的な対策でもあるのです。

※参考記事
>>「ストレス」と「肥満」の関係・早く解消して負の連鎖から抜け出す

>>加齢による「心肺機能」の低下が及ぼす影響