更年期に現れる関節痛・骨粗鬆症(こつそそうしょう)の症状

更年期に現れる、トラブルの症状を「更年期障害」として
一緒くたに、まとめてしまうことも多いですが
その中でも「これは含めるのだろうか?」という症状はたくさんあります。

そして、年をとることにつれて増えて来る「関節痛」の症状も
更年期障害の症状として、まとめられる中高年に急増する症状ですが
他の更年期の症状とは重なる部分、また違った部分のある症状です。

ただし、加齢によってリスクが上昇することには変わりなく
体調の変化と共に、見守るべき・対処すべき症状には変わりありません。

骨・関節に現れる症状の様々な原因

これらの骨・関節が患部となる症状の原因としては

  • 骨・軟骨の磨り減り
  • 骨・関節自体の劣化

以上の2つの原因が考えられます。

骨・軟骨の磨り減り

骨や軟骨の細胞は常に生成されており、また新しいものへと生まれ変わる
「新陳代謝」が行われていますが、加齢と共に新しく作られる細胞が減っていき
細胞も質も落ちてゆき、加えて「磨り減り」の修復が遅くなります。

特に、肥満体質の人は負担も大きいため
太っていた期間の分だけ注意が必要であり
関節痛の軽減のために、体重を落とすことが必須になります。

骨・関節自体の劣化

また年をとることによって、あらゆる臓器・器官と同じく
「骨自体」を作る働きも劣化してくるため、骨が弱くなることも必然的です。

そして、この骨にまつわる特徴的な症状に
「骨粗鬆症(こつそそうしょう)」というものがあり、
内臓等のトラブルと同時に、警戒が必要な症状になります。

骨粗鬆症(こつそそうしょう)の症状

「骨粗鬆症」は、骨の密度(骨密度)が低下することによって
骨が折れやすく・変形しやすくなる症状です。

進行すると、手をついただけで「骨折」してしまう場合もあり
場所によっては「寝たきり」になってしまう恐れもあります。

特に「腰」や「かかと」は、強い印象がありますが
例外ではなく骨が弱る部分であり、トラブルが発生した際の
ケア・治療が困難であるため、より注意が必要です。

女性は特に注意が必要

この骨粗鬆症は、中高年の中でも特に女性に多い症状です。

理由は、やはり「エストロゲンの減少」になります。

エストロゲンは、骨の密度を保つ作用があり
このエストロゲンの分泌が減少することによって
自然と「骨密度」が低下し「スカスカ」の状態になります。

60歳以上の高齢女性の、半分以上が骨粗鬆症であると言われています。

エストロゲンの低下が顕著になる40代の半ばからは
動悸や眩暈と同時に、骨・関節にまつわる症状にも注意が必要になります。

対策には「ビタミンD」も忘れずに

この更年期の骨・関節に対する、予防・改善策としては
「カルシウム」の摂取をより心がけ、また「サメ軟骨」といった
サプリ等も有名・効果的ですが、それらの摂取と同時に
忘れてはならないものが「ビタミンD」です。

ビタミンDはカルシウムによって、骨・軟骨が生成される過程に
無くてはならない、代謝に必要な栄養素です。

そして、口から摂取するだけでなく「太陽の光」
浴びることによって、生成される成分でもあります。

骨・関節が痛いからこそ、滑らかにするため
ビタミンDを合成するために、定期的な屋外での運動が必要なのです。