加齢による「心肺機能」の低下が及ぼす影響~「息苦しさ」の原因・高めることはできる?~




「息苦しさ」というのは、何らかの疾患が要因であることもありますが
中高年の場合には、「心肺機能が衰えただけ」ということがほとんどです。

「トラブル」というよりも「能力の劣化」なのです。

年をとることで、日常的になってくる「息苦しさ」
その状態が発展したことによる「動悸」といった症状は
ただ「苦しい」という、感覚的なデメリットだけでなく
その能力・機能の劣化によって、様々な悪影響を与えることになります。

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最も深刻な「心臓」と「血管」への悪影響

「心肺機能」と呼ぶからには、心臓を中心とした
「呼吸」と「血流」が関係するものが、最も大きな影響を受けます。

その結果として、

  • 高血圧
  • 動悸

これらが起きることは、容易に想像がつくと思います。

息苦しさが前兆となる、最も避けたい症状が「高血圧」であり
その結果としての「動脈硬化」や、正に「息苦しさ」なのです。

最終的には「心臓」が負担を受けることになる

これらの症状・疾患のどれがどう影響し、
どのような結果を招くかは、人それぞれ微妙に異なります。

心肺機能の劣化が高い血圧を招いたり、
高血圧の結果して、動悸の症状がおきたとパターンは様々です。

何が「きっかけ」になるかは人それぞれですが
結果的には、心臓への負担が大きくなります。

しかしながら、いずれにしても心臓への負担につながる症状であり
「心肥大」を招いたり、「狭心症」や「心筋梗塞」といった
命に関わる合併症を引き起こすことになります。

※参考記事:>>特に注意すべき「合併症」のまとめ

「太っているから」は当たり前のこと

ちなみに、体の体積が大きい(太っている)ということは
必要な栄養素・酸素、そのための呼吸・血流、全てが通常よりも大きなものになります。

しかしながら体が大きいからといって、心臓や血管が特別強くなる

ということもなく、

より、リスクが高まる一方になるのです。

多くのトラブル・疾患のリスクを減らすことにつなげる

年をとることによって、体全体としての劣化が起きているため
心肺機能が低下することは、ある程度は仕方のないことです。

だからこそ高血圧だけでなく、様々な疾患のリスクが上昇するのです。

ということは、

心肺機能を劣化させない・できるだけ保ち続けることで
様々なトラブル・疾患のリスクを減少させること
軽減することにつながることにもなるはずなのです。

まずは「定期的に使う」ことから

これは、どの器官にも言えることになりますが
「よく使う」ことは劣化させない・劣化スピードを落とすことにつながります。

「壊れないように使い続ける」ことで、新鮮な状態を保つのです。

そう考えると、

  • ランニング
  • スイミング

といった「習慣的な有酸素運動」が最も相応しいものになります。

「筋トレ」に代表される「無酸素運動」は、
短気的な血流・血圧の上昇を招くことになるため
心配機能が弱っている方は、最初に行うべきではありません。

もちろん、筋肉に刺激を与えることのメリットも大きなものですが
何よりも「安全」を重視し、「ランニングもつらい」という場合には
ウォーキングから始めたりと、「鍛える」前に「労り」を優先しましょう。

※参考記事:>>「運動」と「心臓」と「血管」と「寿命」の詳しい関係

「甘やかす」よりは「鍛える」

またこの運動にまつわることで、「勘違い」して欲しくないこととして
血流が良くなるということは、血圧が高まることであり
血管への悪影響がある、と考えることができ、また事実でもあります。

しかしながら、血管が劣化することによる血圧への悪影響の方が
はるかに大きいいものであり、軽い運動程度の血圧の上昇で
ダメージを受けてしまう血管の方が、問題であると言えるのです。

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