「血尿」や「血便」の症状が出てしまう原因はストレス?疲れ?どんな病気が考えられるの?




その症状が出た際に、「かなりびびってしまう」例はいくつか存在します。

「吐血」といったものが典型的な例であり、皮膚を切った・擦ったわけでもなく
本来であれば出ない場所から出る、ということに対して非常に恐怖・不安を覚えるものです。

またその際の恐怖というのは、予期していなかったことでより大きなものになるはずです。

いわゆる「血尿」や「血便」と呼ばれる、「下血」の症状を実際に経験した方というのは
「知っててはいたけど、自分から出るなんて・・・」と感じることと思います。

しかしながら、生きている間にこれらの症状を経験することは
決して珍しいことではなく、それには「非常に注意すべきケース」も存在しますが
そうでないケースも含め、様々な可能性を知っておくべき症状であると言えます。

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「どこ」で問題が起きているのかで様々な違いのある症状

同じ「便」と呼ばれる存在ではありますが、尿と便には共通している部分と異なる要素があります。

まず第一にこれらは「排泄物」であり、体が「必要ない」と判断した存在ですが
胃を代表とした「消化器官」と呼ばれる、各器官を経て排出されるものであり
どの過程において血液が混ざってしまったのか、ということが非常に重要な要素と言えます。

「より物理的な」要因の可能性も

この血尿・血便の症状から、その原因を考えていく際には
まず最初に、「外傷に近い原因」の可能性を考えることが必要です。

血尿の際には、「尿道が損傷している」ことが原因となっている可能性
また血便の際には、「痔」という可能性も十分に考えることができます。

もちろん、デリケートな部分であることには違いなく
慎重なケア必要ですが、血尿・便の要因としては比較的「安心できる」ものと言えます。

この物理的な要因による出血の特徴としては、鮮やかな・水っぽい「鮮血」であることです。

そして、問題は「より内側」に要因を抱えている場合の血尿・便になります。

※参考記事:>>つらい「痔」の症状とサプリによる効果的な治し方

「血尿」の原因として考えられること

まずは、尿に血が混ざる症状から疑われる原因を考えていきましょう。

「尿潜血陽性」と呼ばれるこの状態が、尿道の損傷以外の要因となる場合
まず考えるべきは、「腎臓」におけるトラブルです。

腎臓の主な働きとして、解毒機能である「濾過」があり
これは血液に限らず、様々な体液・成分に適用される機能です。

腎臓の働きが非常に重要であることは広く知られ、そに分比較的「強い」器官であり
万が一トラブルが起きた時のために、2つ・バックアップがあることが最大の特徴と言えます。

そしてその濾過機能を担っている部分を中心として
腎臓内で出血を起こすことで、血液が尿に混ざることになりますが
その要因としては、いわゆる「腎炎」と呼ばれるものが考えられます。

一言で腎炎と言っても、非常に種類の多い症状であり
特徴としては、「頻繁」に「大量に」血液が混ざった尿が出ることになります。

「泌尿器」で起きているトラブル

尿というのは「もういらない(吸収できない)水分」として
腎臓から「膀胱」へと運ばれる水分になりますが、この膀胱にトラブルが起きることで
出血し尿に血が混ざってしまう症状も、血尿の際に多いものと言えます。

「膀胱炎」という言葉は広く知られているものであり
「おしっこの我慢のし過ぎ」によるものと、考えられている側面もありますが
根本的な要因というのは、細菌の感染によるものであり感染症の症状になります。

膀胱の粘膜が傷ついている状態であり、また尿道が短い女性に多いことも特徴的です。

「結石」による出血

物理的な損傷に含まれるものですが、腎臓から膀胱へと続く道である
「尿路(管)」に結石が発生していることで、壁が傷つき血が混ざってしまうこともあります。

尿路結石は移動するものであり、泌尿器のどの部分で発生しているかの特定は難しく
結石の解消・排出することでしか、根本的な解決はないと言えます。

※参考記事
>>「腎臓結石」の原因解消と予防は食事から

>>「絶対に避けたい」激痛を伴う「尿管結石」の原因と症状

「血便」の原因として考えられること

血便は上記したように、その症状が見られる際のほとんどが痔によるものと言えます。

しかしながらそうでなかった場合には、この「便潜血」と呼ばれる状態は
血尿に比べて、その原因はやや複雑なものと言えます。

大便は水分以外にも様々なものを含んでおり、その消化(代謝)過程も多いためです。

まずは、やはり最も便に近い部分である腸内で起きた炎症による
いわゆる「腸内出血」によって、便に血が混ざってしまっている状態は
「潰瘍性大腸炎」をはじめとして、「大腸がん」によっても起きる症状です。

「ポリープ」の損傷による出血等を含めて、深刻な症状への発展も考えられます。

また一度の排出の際に、粘度・血液量が多いことが特徴です。

消化の過程で混ざることも

また大腸に限らず、消化の過程における各器官からの出血によっても
最終的に便に血が混ざり込むことは、十分に考えられることです。

「胃潰瘍」といった胃のトラブルによる出血は
口からの吐血に加えて、血便となる可能性もあります。

そう考えた際には、非常に要因のパターンが多い症状と言えます。

腸内で出血が起きている状態に比べれば、血液量が少なくなります。

※参考記事>>「吐血」の症状を伴う病気とその原因にはどんなものがある?

ストレスはどの程度影響するの?

血尿・血便のトピックにおいては、「ストレス」というキーワードを目にすることになります。

このストレスに関しては、「直接的な要因になることは少ない」と考えられていますが
ストレスによって胃潰瘍が起き、それが便に混ざってしまったことによる血便は
ストレスが根本的な要因とも言える症状であり、ストレスによる結果の1つに違いありません。

これは「疲れ」にも言えることであり、結果的に内臓が炎症を起こすことで
血液が混ざってしまう現象は、あらゆる過程・内臓で起きるリスクがあります。

疲れは抵抗力を落とす最たるものであり、膀胱炎を含めた各種リスクは上昇している状態です。

また「激しい運動」をした後に、血尿が出てしまう症状もよく聞くものと言えますが
これは衝撃によって「溶血」と呼ばれる、血液の分解が起きたことによるものと考えられます。

基本的に分かりやすいが油断はしない

以上はあくまで典型的な要因であり、細かい要因は更に幅広く存在します。

また一時的な・良性の症状であれば、その治療の際には
「生活習慣を改めて、経過を見守る」という処置が多くなります。

それで自然に治ってしまうことも珍しくはありません。

一方で「悪性」の場合には、「癌」といった事態も想定ができるものであり
早期発見・早期治療の開始が、非常に重要なものと言えます。

ただし、血尿・便を含めた下血と呼ばれる症状は
「痛み」を伴うことが特徴的であり、その色と共に自覚症状が多いことが特徴です。

そのため頻繁になってからではなく、一度でも出してしまった場合には
ぜひ早めに、医療機関での検査を受けることが大切です。